易(八卦) 運命判断のエキスパート!
古代中国で、8つの自然界の事象を組み合わせて未来を占う、「易経」が生まれました。
すべての根源は宇宙の大局にあり、
大局は陽(+)と陰(-)のエネルギーで構成されています。
原子や素粒子のことなど知る由もない時代でしたが、
自然とともに暮らしていた古代の人々は、目で見えない世界のことまで
敏感に悟ったのかもしれません。
大局とは、宇宙の中心。
大局を取り巻く「陰陽のエネルギー」は、影響しあい4つのエネルギーを生み出します。
「太陽」(++) 「小陰」(+-) 「小陽」(-+) 「太陰」(--)
さらに4つのエネルギーと陽(+)と陰(-)が
、1個づつ組み合い、8卦が生まれます。
「太陽」(++)
陽と陽との組み合わせで
「夏のイメージ」の太陽。
+(++)で、「天(乾)」 (天に輝く太陽。明るく強い)
-(++)で、「沢(兌)」 (海や湖など水を湛える場所)
「小陰」(+-)
陽と陰との組み合わせで
「春のイメージ」の小陰。
+(+-)で、「風(巽)」 (自在に形を変えて吹く風)
-(+-)で、「水(坎)」 (土を浸して低く流れる水)
「小陽」(-+)
陰と陽との組み合わせで
「秋のイメージ」
+(-+)で、「火(離)」 (物について燃え移る火)
-(-+)で、「雷(震)」 (震い動くもの)
「太陰」(--)
陰と陰との組み合わせで
「冬のイメージ」
+(--)で、「山(艮)」 (止まって動かない山)
-(--)で、「地(坤)」 (万物を生育する大地)
易は、この「地・雷・水・山・沢・火・風・天」の8卦を2つ組み合わせて64卦をつくり
過去や未来、国や人の運勢を判断するシステムを完成させていました。

PR